「誰か助けて」人生に疲れたときの原因と対処法で、心を救済する方法

誰か助けて

「誰か助けて!」こんなふうに叫びたくなるとき、あなたは人生に疲れを疲れを感じているのでしょう。
何をしてもネガティブに考えやすい今だからこそ、自分の気持ちと向き合い、救済策を考えて行かなければなりません。
辛い時期は誰にでも訪れるもの。
そんなときだからこそ、前向きな考えを身につけ今後に役立てていきましょう。

誰かに助けて欲しい原因を理解しよう

誰かに助けて欲しいとき、まずはどんなことが原因で助けて欲しいと思っているのかを考えてみましょう。
原因がわかるだけで、心が納得して問題解決のいとぐちが見つかる可能性もあります。
嫌な気持ちを思い出してしまうかもしれませんが、まずは原因を理解していきましょう。

誰かに助けて欲しいときの原因には、

  • 育児に疲れ果てたとき
  • 信頼している人や恋人(パートナー)に裏切られたとき
  • 大きな失敗やミスをしたとき
  • いじめを受けたとき・トラブルに巻き込まれたとき
  • 金銭面で多額の借金を抱えたとき

などがあります。

これ以外のことが原因だったとしても、原因を読み進めていくことであなたの問題と類似点を見つけることができるかもしれません。

育児に疲れ果てたとき

育児に疲れてしまう人の特徴は「子どもとよく向き合う」まじめな人です。
あなたのできる範囲で、あなたが子どもにできることを尽くしてきたのではないでしょうか?
仕事とは違って時間が来たら帰宅できるわけではなく、子どもが小さければ24時間体制で子どもの世話をしなければなりません。

育児にくわえて、家事などもこなしている人にとっては、自分の時間だけでなく休む間もないでしょう。
こうなると、精神的にも体力的にも限界を迎えやすくなりますので助けて欲しい気持ちになりますよね。

信頼していた人や恋人(パートナー)に裏切られたとき

信頼していた人や恋人やパートナーに裏切られたとき、とてつもない孤独感に襲われ、人を信じることが怖くなってしまいますよね。

心から分かり合えたと感じた相手だからこそ、全てをさらけ出していたのかもしれません。そんな相手に裏切られたとき、立ち直れないほど心にぽっかり穴が空いてしまうことも。

大きな失敗やミスをしてしまったとき

自分が頑張ってきた物事だからこそ、大きな失敗やミスを犯したときに「誰か助けて!」と叫びたくなるでしょう。
あなたができる限り力を尽くしても、結果に繋がらないこともあります。
また仕事に対する責任感が強い人ほど、必要以上に自分の犯したミスを責めてしまったり、落ち込んだりしてしまうことがあります。

さらに上司から叱責されたり、同僚に嫌なことを言われれば、より立ち直れないこともありますよね。

いじめを受けたときやトラブルに巻き込まれたとき

いじめを受けたとき、あなたの心はひどく傷つき誰かに助けを求めたくなるでしょう。
しかし誰かにいじめられていることを伝えたら、そのせいでよりいじめが大きくなるのではないか?と不安に感じてしまうこともありますよね。

また、トラブルに巻き込まれたときは、すぐさま周りに助けを求めたい気持ちになりますが、トラブルに巻き込まれたことを知られたくないので、誰にも相談できない人も居ます。
このような背景から、いじめやトラブルに巻き込まれてもなかなか声をあげづらい状況に陥ってしまっているのかもしれません。

金銭面で多額の借金を抱えたとき

事故や怪我などにより、あなたが多額の借金を抱えたり、病気や怪我をなどで無収入になることがありますよね。

また、無収入になることで家族や親などに迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
金銭的な問題は精神的にも非常に大きなダメージになりやすく、誰かに助けて欲しい気持ちになりやすいと言えるでしょう。

今あなたの心はどんな状態?

「誰か助けて!」と叫びたくなるような状況に直面したとき、さまざまな問題点が浮かび上がってくるでしょう。
問題を解決することはとても大切なことですが、それよりも今のあなたの心の状態を知ることで、もっと気持ちが楽になるかもしれません。

たとえば、

  • 生きているのがしんどいと感じる
  • 心に穴が空いたような気持ち
  • 強い不安感に襲われている

などがあるかもしれません。
まずはあなたの気持ちを振り返ってみましょう。

生きているのがしんどいと感じる

「誰か助けて!」と思っている間は、あなたの中に少しは「今よりよくなりたい」と思う気持ちが残っています。
とはいえ現状はとても厳しい状況となっていますので、早急に対応策を講じて行かなければなりません
助けを求めることは悪いことでも恥ずかしいことでもありません。
あなたが「生きているのがしんどい」と1人で感じていることを、助けたい人は必ずいます。
勇気を出して、あなたの気持ちを周りに伝えてみませんか?

心に穴が空いたような気持ち

心にぽっかりと穴が空いた状況になることで、何も手に付かない状況に陥ってしまいます。
人によっては拒食症や過食症など、体に異変が出ているかもしれません。

非常に苦しい状況ですが、まずはそれだけあなたが人を思いやることのできる、深い愛情の持ち主であることを自覚してください。

またその愛で人を助けることができるかもしれませんよ。

強い不安感に襲われている

強い不安感に襲われることで、最悪の場合、命を絶つことを考えてしまうかもしれません。
自分を追い詰めてしまうほど不安な気持ちは膨らみ、真面目な考えの人ほど責任感が強いのです。
あなたは自分の責任感の強さから、自らを苦しめているのかもしれません。

人は生きていれば人はつまずくこと、失敗してしまうことはよくあり、今どれだけ幸せそうに見える人でも、苦しいことや失敗を経験していることもあります。
また、あなたと同じような悩みで不安感に襲われている人もいるかもしれません。
悩みがあるときは、周りが見えづらくなりますが、「自分だけこんなに苦しい思いをしている」と考え込まず、他にも同じような境遇の人がいることを知ると安心する場合もあります。

身近な人に助けを求めよう

誰かに助けて欲しいとき、まずは身近な人に助けを求めてみましょう。
「助けを求める」ことは恥ずかしいことではありません。
誰しも1人で生きて生きて行ける人はいませんし、1人で生まれて育つ人もいません。

身近な助けてもらえそうな人には、

  • 家族
  • 親友
  • 職場の人

などがいます。

まずは、あなたが助けを求められそうな人に相談してみることからはじめていきましょう。

親はあなたのことを産んで育てたことから、あなたのことをよく理解しています。
どうしてもあなたが困っているとき、親は一番いい方法を考え、最善の方法であなたを助けてくれるでしょう。
親に迷惑がかかるとか、心配かけたくない気持ちはわかりますが、いざというときに頼られると、親も心配な反面、嬉しい気持ちになることも事実です。
あなたが苦しい思いをしているなら、きっとその気持ちを半分背負ってあげたいと思っているはずですよ。

家族

家族はあなたのことを大切に感じています。
普段、何も言わなくても、あなたのことを思っているのです。
あなたが苦しんでいたり悲しい気持ちでいるなら、何か助けてあげたいと家族なら思うことでしょう。

あなたは「家族に迷惑をかけたくない」とか「心配をかけたくない」などと思うかもしれません。
しかしそれはあなたの真面目さや優しさ故のこと。
家族はあなたのことを迷惑なんて思うことはありません。
ぜひ話してみてはいかがでしょう?

親友

親友ならあなたのことをよく理解しているからこそ、あなたの助けになってくれるでしょう。
あなたの立場に立って、一番いい方法を一緒に考えてくれるはず。
期待や依存をしてしまうことは良くありませんが、あなたに頼られた親友は「頼ってくれたからには、なんとかしてあげたい」と思うのではないでしょうか。

ここは勇気を出して、親友にあなたの今の気持ちや現状を打ち明けてみてはいかがでしょうか。

職場の人

あなたの信頼できる人が職場にいる場合、職場の人に相談してみることもおすすめです。
しかし、誰かにあなたの悩みを話してしまうような人かどうかをきちんと判断しなければなりません。
困っている人を助けてあげたいと思う人なら、あなたにとっての良い解決方法を一緒に考えてくれるでしょう。

身近に頼れる人がいないときは?

身近に頼れる人がいない場合でも、以下のような方法があります。

それは、

  • 電話での相談・占い
  • いじめホットライン
  • 有名人の名言

などがあります。

それでは、それぞれを詳しく解説していきますので、あなたが「頼れそう」と感じるところへ助けを求めてみましょう。

電話での相談・占い

身近な人に相談しづらい悩みがある人は、電話で悩み相談を聞いてくれる一般社団法人「よりそいホットライン」などの活用もおすすめです。
もちろん無料であなたの悩みに答えてくれるので、相談したい悩みの窓口があれば利用してみましょう。
(※混み合っている場合がありますので、ガイドラインを読んでおきましょう。)

URL:https://www.since2011.net/yorisoi/
料金:完全無料

また、恋愛や未来などの相談なら電話占いがおすすめです。
あなたと相性のいい占い師に出会うことで、これからの恋愛や未来について詳しく聞くことができるでしょう。

カウンセラー

相談しづらいことも、心理の専門家であるカウンセラーなら話しやすい場合もあります。
カウンセラーによって料金はさまざまですが、今の悩みが解決に向かうかもしれません。
最近ではリモートでカウンセリングを行うような「在宅カウンセラー」なども増加傾向にありますので、直接カウンセラーに会わなくても悩みを相談することができるでしょう。

いじめホットライン

現在、いじめを受けているなら、地方自治体が行っている「いじめホットライン」がおすすめです。
また、あなたが未成年なら文科省の「24時間子供SOSダイヤル」も相談に乗ってくれるでしょう。
お住まいの教育委員会と接続してくれるので、連携もスムーズです。
これを機にいじめから解放され、少しでも解決できる方法を探していきましょう。
 
URL:https://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
料金:完全無料
電話:0120-0-78310(悩みなし)

有名人の名言

あなたが尊敬する偉人や有名人の言葉には、とても深みがありますよね。
また、忘れていけないのが、どんな偉人でもどんなに成功している人でも大きな失敗や挫折を繰り返して生きているということです。
そんな有名人の名言に触れることで、今の悩みが吹き飛んで行くかもしれませんよ。

ぜひ参考に、あなたの悩み解決へと結びついていくといいですね。

  • イチロー:​​壁というのは、できる人にしかやってこない。越えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。
  • 心屋仁之助:落ち込むことを恐れ、自分の弱さを見ないふり、自分のダメさを隠していると、ずっとこの「光」は見えない。真っ暗な世界に落ち込んでこそ初めて見える光があるのです。
  • 本田圭佑:​​勘違いしちゃいけないのは、下に落ちるっていうことが、進化してないということではないんですよ。下に落ちるのも、次に昇るための変化かもしれない。昇るために、落ちることが必要なこともある。

まとめ

「誰か助けて」と思うことは悪いことではありません。
むしろ、あなたの心に秘めた気持ちが表面に現れ、ようやくその気持ちを誰かと共有できるチャンスなのです。

かたくなに相談することを拒んでいても、解決には向いません。
「誰かに助けて欲しい」ということは、「悩みを解決したい」と思う気持ちがあるからです。

あなたの心の叫びを誰かに聞いてもらうことで、あなたの気持ちが軽くなるかもしれません。
また同じような境遇の人とのコミュニケーションで気持ちが安心することも。
ひとりで悩まず勇気を出して、周りに助けを求めてみませんか?

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